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恩師からのメッセージ

春は「物事の始まり、新年の始まり」ですね。春の配を感じるようになってから、悲しいことに花粉の来と黄砂。そして今年もPM2.5という、やっかいなものまで中国からやってきます。日本の春は、わくわく感でいっぱいですが、花粉症の皆さんにとってはさらに大期になりますね。  `)

ほとんどの学校では卒業式も無事終わったのではないでしょうか

 

PTA会長を引き受けさせていただいたことをご縁にちょくちょく学校にお邪魔させていただいております。今日、用事で学校の職員室に行った際に、先生から素敵なエッセイを記したかわいい一枚の紙をいただきました。

このエッセイは卒業式で在校生が卒業生に送るそうです。

 

ここに紹介しますね。

●●● これから誰かを好きになる人へ ●●●

一人の人を好きになろう。

自分とはちがう素敵な考え方、感じ方、生き方。

そんな人に出会うと強く心がときめく。その人とずっとずっと一緒にいたくなる。



一人の人をもっと好きになろう。



人間としての輝き。

大きさ。優しさ。

その人に憧れその人に近づくために、

きっと今の自分を見つめ直す。

ひとを好きになることは、自分を少しでも素敵な存在に高めようとすること。



一人の人をもっともっと好きになろう。



自分の想いを伝えることの難しさを教えてくれる。

自分の想いが伝わらないことのもどかしさを教えてくれる。自分の想いが伝わることのうれしさを教えてくれる。



一人の人をもっともっともっと好きになろう。



会いたくても会えないことの切なさを

きっと知る。自分が人間として未熟な存在であることを、きっと知る。

人を一途に想うことの苦しさを、きっと知る。

ひとりぼっちの寂しさをきっと知る。



だから一人のひとを好きになろう。

自分が自分であるために。

自分から進んで、人を好きになる。

 

には「の法」というのがあります。

自分が笑えば相手も笑い、自分が怒れば相手も怒るという、鏡を見ているかのように、自分と相手の表情が一致するということです。たしかにこれは本当のことです。

あなたも笑っている人と一緒にいると、自然と笑顔になるはずです。こういう考え方が好きです。

子どもの生きる力を育てたい。それだけでなく、夢のクラスをつくりたい。 そんな先生の思いがこもったエッセイ。自分から進んで、人を好きになる。素敵じゃないですか(^◇^)

 

『  五 美  』論語の一節

古都・奈良に春を告げる東大寺二月堂(奈良市)の修二会(しゅにえ)も終わり美し国「日本」に春が訪れます。

 

 

美し国、四季のある国、日本。くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。 我々日本人は、その美しい自然の化をでてきました。また、古いものをて、新しいものがあふれていく在社会のなかで、古くから日本にある伝統なおすこと。それは、移ろう季のなかから不のものをみつけだすことと似ています。

春は 物事の始まり、新年の始まりですね


春されば  まづ咲くやどの梅の花 

独り見つつや  春日暮らさむ 

山上憶良 『万葉集』

 

受験前の慌しい、そしてピンと張り詰めた校舎内とは打って変わって、穏やかで優しい空気に変わっています。

 

うち山や外様しらずの花盛り  松尾芭蕉

 

桜の開花も聞かれました。さぁ~、花の季節到来です!

卒業・入学シーズン、社会人の私たちも新しい扉をひらく季節です。

若者たちに「1つ大人に近づいた君に花むけのエール」をたむけます!!

 


『論語』 の一節

子張曰わく、何をか五美と謂(い)う。 子曰わく、君子、 恵して費(つい)えず、 労して怨みず、 欲して貪(むさぼ)らず、 泰(ゆたか)にして驕(おご)らず、 威にして猛(たけ)からず。

どういう意味かと言うと、

人に恩恵を施しても無駄はしない。

人を労働させても恨みを買わない。

欲する物があっても貪らない。

ゆったり構えていても傲慢にならない。

威厳があっても猛々しくない。

将来のリーダーになるべき者は、勉強だけでなく、人としても立派な人になっていきましょう。

最後に、

梅わぁ~咲いたか、桜わぁ~まだかいなっ。

梅とぅ~桜のぅ~あいだにわぁ~、桃があるぅ~うヨイヨイ♪(笑)

春です!老いも若きも陽気に発進!!

次代を担う

あの忌まわしい東日本大震災から7年経ちました。



3月11日前後から東日本大震災の特別報道番組が,
NHKなどテレビから頻繁に目に飛び込んできます。

本当に心が痛みます。

復興への思いを強く感じ、
美しい東北の一日も早い復興と住民の平穏な日常を心より願うばかりです。

さて日本は戦後、焼け野原から見事に経済復興を成し得ました。海外からも奇跡と言われたほどです。戦後日本の経済が教えてくれるもの、それはいったい何なのでしょう?

知ってのとおり、日本にはお金になる地下資源はほとんどありません。戦後すぐの日本にあったものは、極端な言い方をすれば、戦前の教育をうけた日本人、国の復興を思う心、戦前から引き継いだ技術力だけでした。

しかし、それだけでその後、奇跡の復興を成し遂げていくわけです。(もちろん、海外からの支援や朝鮮特需のようなきっかけはありましたが)

自宅には取り寄せもしないのにダンボール数箱分の就職案内が届いた。

その後、高度経済成長からバブル経済へ。私が生まれたのは高度経済成長期の末期、いざなぎ景気のころです。子どものころはどこにいっても建設現場があったように思います。

そして、周りの友達らが就職活動をしているころ、バブルの絶頂期をむかえます。自宅には取り寄せもしないのにダンボール数箱分の就職案内が届きました。まさに空前の売り手市場でした。

日本の戦後の復興は凄かった!

そのころ、日本にはアメリカ全土を買い占めるほどのお金があると言われていました。このとき日本には、戦後教育をうけた多くの日本人、大量のモノ、泡(あわ)のような莫大なお金、世界をリードする技術力がありました。そして、バブル崩壊 → 失われた10年 → 構造改革と進みます。いま日本にあるものは、戦後教育とゆとり教育をうけた日本人、大量のモノ、莫大な国の借金、技術力です。モノはたくさんありますが、人々には閉塞感(へいそくかん)と不安感が漂(ただよ)っています。技術力もまだありますが、製造工場はみな海外へ出て行きます。莫大な国の借金に対しては、いつかヘッジファンドが攻撃を仕掛けてくるかもしれません。

親の世代の人たちは、

「むかしは、お金もモノもなかったけれど夢があった。」と言う。

親の世代の人たちは、「むかしは、お金もモノもなかったけれど夢があった。」と口をそろえて言います。いまは、モノはあるけれど夢をもつのが難しくなっています。

金融資本主義、冷戦構造の崩壊、グローバリズム、デジタル化、BRICsの台頭など、世界を取り巻く様々な潮流のなかを日本丸は舵(かじ)取りしていかなければなりませんが、もう一度日本人の生活に夢を取り戻すには、いったい何が必要なのか。この国を良くする根本は何なのか。

東日本大震災から7年がたった今、

改めて考えてみるのもよいかもしれません。

海外ではこの日本の終戦後からの驚異的な復興を驚き東洋の奇跡とまで言われました! そしてこの日本をマネよう・お手本にしようという国も世界中に数多く誕生しました。

今の東京近郊の画像です。この辺りも空襲で焼け野原になったことがあるなんて今となってはちょっと想像できませんよね?

戦後の復興、道半ばと言われていますが東日本大震災からの力強い歩み。日本人の底力は、その気質、それに独特の手先の器用さや優れたデザイン力(審美眼)、何より勤勉さが一番の要因だと思います。また、震災があっても、他国のような暴動にならない卓越した精神世界を極めています。

日本と自然災害の長い歴史…そこに日本人の本質がある?

極めつきは、反日国家・中国の国営メディアによる次の報道です。

「日本人の冷静な対応は世界を驚かせた。…東京では数百人が広場に避難していたが、男性は女性を助け、広場にはゴミひとつ落ちていなかった」(環球時報)

東日本大震災でも阪神淡路大震災の後でも、また関東大震災の後でも、日本人の整然たる行動は外国人をいつも感動させている。このような報道は世界中で配信されていて枚挙にいとまはありません。

長い歴史の中で、幾度もの自然災害を乗り越え、自然と共存し調和して生きてきた、そういう経験が私たち日本人の、日本人らしい精神性を育ててきたといえよう。

近年の日本は若者の引きこもりなど、後ろ向きの傾向が表面に出ていたけど、震災への対応で示された団結などは、本来の日本文化に基づいた新しい目的意識を持つ日本の登場さえ予測させる。

昨日は「春分の日」本格的な春の到来です

春分の日は、「自然を称え、将来のために努力する日」と法律で定められた祝日。春分の日を境に昼と夜の長さがほぼ同じになり、徐々に昼の時間が長くなっていき、本格的な春へ突入していきます。

日本人が代々大事にしている、春分の日とお彼岸。故人を偲び、感謝をする大切な時間でもあります。日本の風習、しっかりと次世代へ繋いでいきたいものですね。

「次代を担う」先ずは日本の素晴らしさを語れる日本人になろう!

今後の変化の激しい社会において,将来の夢や希望を抱いて積極的かつ主体的に生活を送るためには,自ずと自立への意欲を高め,心と体の相伴った成長を果たすことが必要なのだとあらためて思いました。

最後に、「天災は忘れた頃にやって来る」

卒業式のシーズンですね。

ご卒業おめでとうございます!

春🌸ご卒業された皆さんにとって、

新たな旅立ちの季節ですね。

百花繚乱の美しい花々は

みなさんの門出を祝しているかのようです。

そして、別れと出会いは

人生が旅のようなものであることを物語ります。

 

古人も曰く、

中国、唐の時代の詩人、李白は『春夜桃李園に宴するの序』の冒頭で

夫天地者萬物之逆旅 光陰者百代之家客

[夫れ天地は万物の逆旅にして 光陰は百代の過客なり]

そもそも天地は万物を迎え入れる旅籠のようなものであり、時の流れは永遠の旅人のようなものである。

と、それをふまえて、松尾芭蕉は『奥の細道』の冒頭で

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也

 

 

月日というのは永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた(同じように)旅人であると言っています。

時の流れに船を浮かべる人生は、まさに時空という大海原を航海する旅です。

みなさん、これから始まる新たな航海に向けて、出来るだけの準備をしておきましょう。

 

 

  • 次の目的地(目)はまりましたか?
  • 々な情)は手に入れましたか?
  • ナビゲションシステム(水先案内人)はバッチリですか?

 

この3つが調えば、あとは航海(人生)を楽しむ事です。

航海(人生)というものは、順風満帆なときばかりではありません。

途中、嵐(災難)に見舞われることもあるかもしれません。

また、他の船(人)とぶつかりそうになることもあるやもしれません。

しかし、その後に、信じられないような素晴らしい光景を目にしたり、思いもよらぬ幸せが訪れたりするのが航海(人生)です。

して後悔することなく、大海原へ航海(人生)に共に旅立ちましょう。 そして、精一杯もがき苦しみながら大いにしみ二度とない今をおう歌しよう!

航海(人生)の達人とは、嬉しいことも辛いこともひっくるめて楽しめる人です。

そして、その人生の中で自己実現を図っていく(夢を叶えていく)人なのです。

 

準備はできましたか?

大人である私たちもまた、春は新たな旅立ち(出航)のとき(季節)です。1年間の航海で傷ついた船体のメンテナンスも完了しました。

本当におめでとうございます!!

さぁ!旅立ちの時が来ました!!

「上巳の祓(はらい)」

♪ あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花~ ♪

3月3日は、女の子たちの楽しみ、桃の節句(ひなまつり)。女の子がいる家ではこの時期にひな人形を飾り、白酒や桃の花を供えてお祝いします。

ひな祭りとは女の子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です。

ひな祭りといえばひな人形ですね。うちは息子2人なので出していません。飾れません。私も男兄弟なのでひな人形とはご縁が全くありません。 種類もよく知りません(笑)そこで、ちょっと調べてみました。。。

ひな人形の種類としては・・・

親王(男雛、女雛)はそれぞれ天皇、皇后をあらわす

・官女(三人官女)は宮中に仕える女官をあらわす、内1人のみお歯黒、眉無し (既婚者を意味するが、生涯独身の女官の場合には年長者という意味があるとされる)

・五人囃子は能のお囃子を奏でる5人の楽人をあらわし、それぞれ「太鼓」「大鼓」「小鼓」「笛」「謡(扇を持っている)」である (能囃子の代わりに5人、又は7人の雅楽の楽人の場合もある)

・随身(ずいじん)の人形は随臣右大臣と左大臣と同時に衛士(えじ)でもある 。仕丁は従者をあらわし、通常3人1組である

こんなにあるんですねぇ。知りませんでした。ちなみに祭りの日が終わった後もひな人形を片付けずにいると結婚が遅れるという迷信があるそうです。お気をつけ下さい!

桃の節句は、上巳(じょうし)の節句ともいい、「上巳」とは、陰暦3月の最初の巳(み)の日。古代中国では、この日に川のほとりに男女が集まり、災厄を祓う「上巳の祓(はらい)」という行事が行われていたそうです。

文人は川の上流から盃を流して、自分の所に流れ着くまでに詩を作る曲水の宴を催した。この上巳の祓は魏の時代には3月3日に行われるようになり、やがて日本でもこの日に曲水の宴を催すようになったとか。

3月3日、災いを払うために川や海に流していた。

日本では、古来、巳の日の祓いとして草や紙で「形代(かたしろ)」という人形を作り、災いを払うために川や海に流していた。やがて、中世になると人形が現れ、平安時代宮中では「ひいな遊び」という人形遊びが盛んになる。この「形代」と「ひいな遊び」が自然に結びつき、今のひな祭りになったといわれている。う~ん、奥が深い。

女の子の健やかな成長を祝います。

ひな祭りは、それぞれの家庭で一家団欒ちらし寿司などを作り、女の子の健やかな成長を祝います。私の近くでは、「伊賀上野・城下町のおひなさん」が有名で、特に築100年の古物商・藤川邸では円柱形の胴体に色とりどりの和紙で忍者装束に飾り付ける、愛らしい忍者びな作りが体験できます。

一日一日と、春のきざしを感ずる今日この頃、春の予感に誘われて、勉強につかれた時など気分転換に街ぶらしてはいかがですか。可愛いひな人形に出会えますよ。

 

 

春はもうすぐそこに

寒厳の2月初旬、あっ!梅一輪咲いている💮と春の気配。

それからどんどん開花し我が家の梅も今や満開🎵まだ寒いけど春はもうそこまで確実にやって来ました

先月25日は学問の神様菅原道真の命日。道真がこよなく愛した梅の花。

「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」

そう詠んで左遷先の大宰府で生涯を閉じました。

 

 

また、服部嵐雪は

「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」

梅の花が咲くと、次は桃、次は桜……と、次々に花が咲き始めますね。 寒い冬が終わり、春がやってきていることを、告げてくれる梅の花。

一輪そして一輪と、花を開く毎に暖かさがましていきこれから、一雨ごとに更に暖かくなってきます。

春が待ち遠しい今日この頃。何だか心がざわざわざわざわしてきています