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* 守破離 *


入学式を迎えた皆さん、 お子さんが入学式を迎えた親御さん、おめでとうございます\(^o^)/

入学準備、きっと大変でしたよね。お疲れさまです( ´ ▽ ` )ノ これから、楽しいワクワクが待ってますように…

4月に入り、桜前線が北上し、まもなく長野県や東北南部へ到達する見込みです。西日本では桜の満開は、近畿地方では4月上旬になりそうです。

東日本では桜の開花が進み、上野恩賜公園(東京)など既に見頃を迎えている名所もあります。週末にお花見を楽しめる名所を、天気と一緒にチェックしましょう。

入学式のシーズンになると、学生時代に恩師から授かった言葉が毎年思い出されます。

「守破離」(しゅはり)という言葉を聞いたことがありますか?

とても有名な言葉なので、一度や二度は耳にしたことがあるでしょう。 「守破離」とは、芸術や茶道、武道等においての「師弟関係の在り方」について説いた言葉です。新年度のこの時に改めて記しておきたいと思います。

  • 「守」は師匠から教わった型を身につけること、
  • 「破」 は今まで教わったことに加えて、他の教えも取り入れていくこと、
  • 「離」 は新しい世界を生み出し、独自のものをつくりだすことです。

新しいステージで、誰より早く結果を出して成績を上げたければ、誰より早く勉強の基本を身に付けろと激励されたことを昨日のように思い出されます。

実力を早く身に付けるにはどうすれば良いか。それは、身近な出来る先輩を徹底的に真似れば良いと。

何故なら、出来る人のノウハウは、貴重な成功や失敗の経験から最良の方法を追求してきた結果に他ならないと説かれました。

確かに先輩たちの経験を一つひとつ自身で体験を積み上げるのは不可能ですし時間もかかる。ならば今ある最良のノウハウを「真似て」身に付ける方が合理的というものです。


真似て、守って、身に付けて、完全に自分のものにした後に、「破」って、「離」れる。

新しい時代の幕開けにふさわしく、自分を見つめなおし謙虚な姿勢で、授かった恩師の言葉を改めて胸に刻み込んで新しいステージに臨みたいと思います。

開花宣言!


古都・奈良に春を告げる東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)も終わり美し国「日本」に春が訪れました。

美し国、四季のある国、日本。桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。 我々日本人は、その美しい自然の変化を愛でてきました。また、古いものを捨て、新しいものがあふれていく現在社会のなかで、古くから日本にある伝統を見なおすこと。それは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。

春は 物事の始まり、新年の始まりですね。

そして平成が去り
新しい時代の幕開けです

わが家の息子も、 受験前の慌しい、そしてピンと張り詰めた表情とは打って変わって、穏やかで優しい空気に変わっています。

各所で桜の開花の便りが続々届き、大阪でもようやく 桜の花が5~6輪咲いたようで待ちに待った開花宣言が出されました。


だれしも桜の花を見るとき、春を感じて浮き立つ想いとともに、何かしらの特別な感情や記憶が蘇るのではないでしょうか。

人生の大きな節目に春という季節、入学や卒業があり、就職や退職。

そのとき、その背景にはいつも桜。

その時期の大切な1ページを華麗に彩ってくれます。

何かが終わり、また何かが始まる。新しい世界に踏み出すのだと思うと、なんだかドキドキしますね。


うららかな春の日差しのもと、新時代の幕開け、新年度もみなさんに負けないようにがんばりたいと思います。

卒業式シーズンですね


春🌸は
卒業された皆さんにとって、
新たな旅立ちの季節

百花繚乱の美しい花々はみなさんの門出を祝しているかのようです。


そして、別れと出会いは人生が旅のようなものであることを物語ります。

古人曰く、

中国、唐の時代の詩人、李白は『春夜桃李園に宴するの序』の冒頭で

夫天地者萬物之逆旅 光陰者百代之家客

[夫れ天地は万物の逆旅にして 光陰は百代の過客なり]

そもそも天地は万物を迎え入れる旅籠のようなものであり、時の流れは永遠の旅人のようなものであると、

それをふまえて、松尾芭蕉は『奥の細道』の冒頭で


月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也

月日というのは永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた(同じように)旅人であると言っています。

時の流れに船を浮かべる人生は、まさに時空という大海原を航海する旅です。


みなさん、 これから始まる新たな航海に向けて、出来るだけの準備をしておきましょう。


●次の目的地(目標)は決まりましたか?
●地図(様々な情報)は手に入れましたか?
●ナビゲーション・システム(水先案内人)はバッチリですか?

この3つが調えば、あとは航海(人生)を楽しむ事です。航海(人生)というものは、順風満帆なときばかりではありません。途中、嵐(災難)に見舞われることもあるかもしれません。また、他の船(人)とぶつかりそうになることもあるやもしれません。しかし、その後に、信じられないような素晴らしい光景を目にしたり、思いもよらぬ幸せが訪れたりするのが航海(人生)です。

決して・後悔・することなく、大海原へ・航海・(人生)に共に旅立ちましょう。 そして、精一杯もがき苦しみながら大いに楽しみ二度とない今をおう歌しよう!

航海(人生)の達人とは、嬉しいことも辛いこともひっくるめて楽しめる人です。その人生の中で自己実現を図っていく(夢を叶えていく)人なのです。


準備はできましたか?

大人である私たちもまた、春は新たな旅立ち(出航)のとき(季節)です。1年間の航海で傷ついた船体のメンテナンスも完了しました。


さぁ!旅立ちの時が来ました!!
本当におめでとうございます!!

「春」 待ち遠し


日増しに温かくなって
春らしい陽気を感じます。

春は「物事の始まり、新年の始まり」ですね。春の気配を感じるようになってから、悲しいことに花粉の飛来と黄砂。そして今年もPM2.5という、やっかいなものまで中国からやってきます。日本の春は、わくわく感でいっぱいですが、花粉症の皆さんにとってはさらに大変な時期になりますね。  (´ー`)ノ

春が近づくと真っ先に咲く庭前の梅の花、春が本当に待ち遠しいですね。

時節柄、みんなに紹介したい私の大好きな詩

春されば  まづ咲くやど梅の花  独り見つつや  春日暮らさむ


山上憶良『 万葉集』

山上憶良の歌です。この前後には、太宰府での花見の宴の美しい梅の歌が並びます。

昨今の花見では、梅は桜に押され気味です。しかし、梅の花を愛でる万葉の美意識に通じる美意識は、衣食住すべてのなかで、現代の日本人にも継承されています。日本人にとっては、とても大切な美意識のひとつではないでしょうか。

春よ来い、
早く来い

「上巳の祓(はらい)」


♪ あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花~ ♪

3月3日は、女の子たちの楽しみ、桃の節句(ひなまつり)。ひな祭りとは女の子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です。ひな祭りといえばひな人形ですね。

みなさんのご家庭にもひな人形は出されているんですかね?うちは息子2人なので出していません。飾れません。私も男兄弟なのでひな人形とはご縁が全くありません。 種類もよく知りません(笑)そこで、ちょっと調べてみました。。。


ひな人形の種類としては・・・

・親王(男雛、女雛)はそれぞれ天皇、皇后をあらわす

・官女(三人官女)は宮中に仕える女官をあらわす、内1人のみお歯黒、眉無し (既婚者を意味するが、生涯独身の女官の場合には年長者という意味があるとされる)

・五人囃子は能のお囃子を奏でる5人の楽人をあらわし、それぞれ「太鼓」「大鼓」「小鼓」「笛」「謡(扇を持っている)」である (能囃子の代わりに5人、又は7人の雅楽の楽人の場合もある)

・随身(ずいじん)の人形は随臣右大臣と左大臣と同時に衛士(えじ)でもある 。仕丁は従者をあらわし、通常3人1組である

こんなにあるんですねぇ。知りませんでした。

ちなみに祭りの日が終わった後もひな人形を片付けずにいると結婚が遅れるという迷信があるそうです。お気をつけ下さい!


曲水の宴

桃の節句は、上巳(じょうし)の節句ともいい、「上巳」とは、陰暦3月の最初の巳(み)の日。古代中国では、この日に川のほとりに男女が集まり、災厄を祓う「上巳の祓(はらい)」という行事が行われていたそうです。

文人は川の上流から盃を流して、自分の所に流れ着くまでに詩を作る曲水の宴を催した。この上巳の祓は魏の時代には3月3日に行われるようになり、やがて日本でもこの日に曲水の宴を催すようになったとか。


3月3日、災いを払うために川や海に流していた。

日本では、古来、巳の日の祓いとして草や紙で「形代(かたしろ)」という人形を作り、災いを払うために川や海に流していた。

やがて、中世になると人形が現れ、平安時代宮中では「ひいな遊び」という人形遊びが盛んになる。この「形代」と「ひいな遊び」が自然に結びつき、今のひな祭りになったといわれている。う~ん、奥が深いな。

女の子の健やかな成長を祝います。

ちらし寿司などを作り、女の子の健やかな成長を祝います。

私の近くでは、「伊賀上野・城下町のおひなさん」が有名。特に、築100年の古物商・藤川邸では円柱形の胴体に色とりどりの和紙で忍者装束に飾り付ける、愛らしい忍者びな作りが体験できます。

日一日と、春のきざしを感ずる今日この頃、春の予感に誘われて、勉強につかれた時など気分転換に街ぶらしてはいかがですか。可愛いひな人形に出会えますよ。