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積小為大 受験生にエール

小さなことを積み重ねることで大きなことを為す。元気になる言葉です。

今、この記事を読んでくれている受験生は、とにかく受験突破を果たし

志を遂げようと最後の頑張りに精魂尽くしていることと思います。

プロフェショナルほど小さなことを大切にする

プロフェッショナルになればなるほど、小さなことを大切にしています。と言うより、小さなことに対しても全力を尽くし、それを長年積み重ねられる人がプロフェッショナルになると言ったほうがよいかもしれません。

勉強の達人になるには、まずは、どういった目標を持って受験勉強に臨むのかという根幹を定めなければなりません。そして目標が決まれば今出来る事を明確にして一つ一つこなしていくしかないんですよね。

まさにイチローの歩みこそ積小為大

プロフェッショナルといえば、みんなも知っているメジャーリーグのイチロー選手。イチローは1本1本の安打という「小」を無数に積み重ねて、MLB通算安打数3 0 3 0、日米通算安打数4308と快挙を続けている。華やかなホームランよりも、目立つことの少ない安打をコツコツコツコツと地道に積み上げることが最も偉大な成果に結びつくのだと信じて日々、小さな努力を積み重ねています。


経営の神様と言われた松下幸之助さんら偉業を成し遂げた人々は、「小さなことをおろそかにしないことが成功への道」と説いています。特に、事業というものは、世の中から必要とされるものを、正義と道徳心に従い使命感をもって取り組み、それを長く続けて初めてカタチになるもの。

また、受験生諸君も「小さいことに励めば大きなことは必ず成就する。小さいことを軽んずる者には大きなことはできない。」まずは、目の前のことに最善を尽くし、その積み重ねが大きな成果につながるということを肝に銘じて下さい。


今も多くの小学校の校庭に薪を背負って書を読む「二宮金次郎」。像があるので知っているよね。

「積小為大」は、二宮金次郎の教えとして、現在でも語り継がれている熟語です。

大事をなさんとすれば

小なる事をおこたらず勤むべし

小積もりて大となればなり

およそ小人の常、大なる事を欲して、小なる事をおこたり、

出来がたきことを憂いて、出来易きことを勤めず

● 現代語訳:

大きなことをやり遂げるには、小さなことは怠らず、コツコツ積み重ねることが大切だ。目の前の小さなことをコツコツコツコツ積み重ねてこそ、デカイことを成し遂げることができるのだ。

世の小市民はデカイことを言ってやってやろうと口ばかり。小さな努力も出来ず、やっぱり俺には無理!と嘆くだけで、簡単に放り出してしまう。

● 受験生バージョン:

志望校に合格しようと思ったら基本的なことを怠らず、毎日コツコツと勉強しなさい。⇒(英単語を覚えたり、問題演習をしたり、やるべきことはいっぱいあります)基本的な実力がつけば、過去問も解けるようになる模試にも強くなる。

合格できない受験生は、いきなり過去問レベルの問題に手を出し、基礎力をつけることをないがしろにして、俺にはこの大学は絶対無理!と嘆いて、やるべき目先のことを投げ出してしまう。

読んでくれている高校生諸君!二宮金次郎さんは本当にすごい人だからネットなどで調べて、その軌跡を大いに参考にして欲しいなぁ。


「一万石の米は一粒ずつ」 「一万町歩の田は一鍬ずつ耕したもの」 「万里の道も一歩ずつ」 など、誰もが理解できる指針。

時代の古今、洋の東西、分野の差異を問わず、歴史を切り開いた人々に共通する条件を一つ挙げるとすれば、困難から逃げなかった人たち、困難をくぐりぬけてきた人たちなのです。

『積小為大(せきしょういだい)』小さなことを積み重ねることで大きなことを為す。

人生の岐路に立ってまさに頑張りの時こそ、賢人の教えに耳を傾けるのも大事なことだと思います。それぞれの立場やレベルで今出来ることをコツコツと積み上げ挑戦することに意味があるのです。

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