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孟子の教え 受験生にエール2



人生は考え方ひとつで大きく成功に向かいます。また、人生成功のポイントは「成功する考え方を身につけること」に尽きます。

この記事を読んでくれている受験間近のみなさん、悔いは絶対に残すようなことはしないで下さい。持っている力を全て出し切って欲しい。

そこで志望校合格を勝ち取るには、「成功する考え方を身につける」こと、弱い自分に打ち克つ強い意志が絶対に必要なんだ。

そして大きな事を成し遂げようとするときには、必ずと云っていいほど、諸々の不安や誘惑や困難が襲いかかってくるもので、予めそういった不安要素に負けないように事前準備して心構えをもって大戦さに臨んで欲しいものです。


『孟子(もうし)』に次のような言葉が出てくる。

「天の将(まさ)に大任(たいにん)を是(こ)の人に降(くだ)さんとするや、必ず先(ま)ず其(そ)の心志(しんし)を苦しめ、其の筋骨を労(ろう)せしめ、其の体膚(たいふ)を餓(う)えしめ、其の身行(ふるまい)を空乏(くうぼう)せしめ、其の為(な)さんとする所を払乱(ふつらん)せしむ。心を動かし性を忍ばせ、其の能(よ)くせざる所を曽益(増益)せしむる所以(ゆえん)なり。」

<解釈>
「天が重大な任務をある人に与えようとする時には、必ずまずその人の精神を苦しめ、その筋骨を疲れさせ、その肉体を飢え苦しませ、その行動を失敗ばかりさせて、そのしようとする意図と食い違うようにさせるものだ。これは天がその人の心を発憤させ、性格を辛抱強くさせ、こうして今までにできなかったこともできるようにするための貴い試練である。」

難関校を目指すということは、将来、人の命を預かったり、人を裁いたり、人を教え導いたり、会社や地方や国を背負ったりするような仕事を目指すということだ。

誘惑に負けたり、苦難に耐えられず簡単に物事をあきらめてしまうような人物が、もしこのような仕事に就いたとしたら世の中はどうなる?

受験間近だからこそのプレッシャー。途中で大きな苦難にぶちあたっても、自分に課せられた試練と思い、絶対にくじけるなよ。

精神面の強さは受験だけでなく、社会に出てからも有益な武器となるのだから!!


絶対合格するための受験の心得とは、 「楽観的に想像し、悲観的に計画し、楽観的に実行する!」です。


最後に受験は勝負事です。まさしく勝ち負けの世界。志望校合格における競争相手は、自分と同等の実力を持っているものたちです。
 
自分より遥かに実力が上の者は、自分と同じ学校は受験しません!
自分より遥かに実力が下のものも、自分と同じ学校は受験しません!
自分と同じような実力を持つ者が、自分と同じ学校を受験して競争するのです。
 
 
同じ実力を持った者達が競い合ったとき、合否を分ける一番の要因は精神面の強さ、考え方、心構えです。

悔いを残して欲しくない、以上が私からのエールです。最後の踏ん張りです。頑張ってくださいね。

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