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carrellが考える繁盛校の作りかた⑨~個別指導編:デメリット~

人気の高い個別指導教室。

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前回にそのメリットについてお話いたしました。

〇生徒の学力にぴったり合った指導〇先生に質問や相談が簡単にできる〇各受験生特有のつまずきが改善されやすい〇スケジュールに融通が利きやすい

ざっと、メリットを簡単におさらいしました。

ご家庭から支持されるのもわかりますね。

 

では、そんな個別指導のデメリットを整理しましょう。

〇画一化されすぎのある教材

〇先生の質に重きが置かれるというリスク

〇暗黙のうちの「補習」という空気

〇馴れ合いになりすぎるリスク

〇料金設定が高め

一番の「 注意点 」は、お子さんのペースに合わせて、わかりやすく教えてもらえる、ということです。それが一番のメリットのはずでは!?じつは、それがデメリットでもあるのです。お子さんのペースに合わせて、わかりやすく教えてもらえるということは、それだけ目標到達点が下がっていることになります。勘違いしがちですが、「わかりやすい説明=伸ばす指導」ではないのです。

負荷のかからない運動では、筋力を鍛えられないのと同じですね。

ですから、講師がカリキュラムの進行ペースをダウンしてくれることに安心しないほうがいいですよ。苦手科目は多めに受講したり、自習時間を意識して増やしたりして、克服に努めてくださいね。そうでないと、学力は現状維持のままで、より高い志望校には届かなくなってしまいかねません。

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また、集団指導と違って

「個への対応」なので、オーダーメードできる利点

があるのに、塾や先生に遠慮するとそのメリットがデメリットになってしまうので、テキストやその内容、進度も含めて保護者がしっかり管理してあげることも大切です。先生を目の前にするとほとんどの子供は何も言えなくなるし、リクエストするなんてことはほとんどしないと思ってください。保護者が子どものメッセンジャーとなって、どんどん要望をぶつけることです。そうすれば、本当に大きな個別指導のメリットを発揮できるのです。

教育はエデュケーションといいます。本来の意味は「引き出す」。比較的若い先生が多いのも個別指導塾の特色といえるので、

担当の先生の良さを保護者が引き出してあげてください。

そういう付き合い方が個別指導塾、そして担当の先生と出来たなら子供の勉強に対する姿勢もよくなり学力も驚くほど向上することでしょう。

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したがって学習システムそのものは、学力を身につけるために必要な「反復→定着」を軸に、生徒一人ひとりの「わからない」をピックアップし、克服するプロセスがしっかりと組み込まれているので、条件付きではあるけれども、熱心で子どもとの相性がぴったり合う講師に出会えれば、個別指導はおすすめです。

 

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