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carrellが考える繁盛校の作りかた⑧~ノルマ・動員の考え方~

生徒数の増員→「ノルマ」また、イベント等には「動員」。

教育業界に身をおく私にとって、最近、この言葉の使い方に違和感を感じてしまうのです。数字を意識する、数字にこだわる、これら:::結果:::を求める、求められるビジネスの世界では当たり前のように使われるのですが、ビジネスマンと塾講師の数字に対しての意識は同じでよいのか、また捉え方は同じでよいのか?

作業場1「ノルマ・動員」「『数字』の意味」ついて、少し考えてみたいと思います。

教育業界というのは面白いもので、目の前のお客様の満足度が高く、支持が高く、喜んでもらえていれば、「良い学習塾」「良い先生」「良い授業」という自己満足にひたれてしまう業種です。
かといって、人気が高い=生徒数・売り上げが伸びるという構図に当てはまらない例も少なくありません。

実際に多く教育機関の現場で、「生徒から人気がある」「一生懸命やっている」「頑張っている」「保護者からは人気」など、非常に曖昧で、それが主観になって評価が行われているのを垣間見てきました。中には、生徒たちにとって都合の良い優しい先生の人気が高く、反面生徒のことに真剣で、厳しく接している先生は、生徒からそっぽを向かれてしまう。熱心であるがゆえに残念ではありますが実績に結びつかない例も。。。多々あるように思います。。。

しかし、★本物★の「良い授業」「良い先生」「人気の先生」であれば、単なる感情論的な評価だけではなく、「生徒数」「成績アップ実績」「合格実績」などの経営数値というわかりやすい指標が高くなってくるはずなので、クチコミ等が広がって、生徒数が伸び業績に直結すると信じたいものです。

これらの経営数値は、ある意味★本当の意味★の講師の「通知表」に反映されるものだといえます。それも学期ごとに示してあげたらどうでしょうか。報奨と共に。

P1110866催事の集客数は、教室・講師の人気のバロメーターで、また生徒増数は日々の努力の積み上げの結果であるわけですから「ノルマ・動員数」を持たせるまでもなく、経営側が求める数字は、軽くクリアーできるものと捉えることが自然だと思います。

だから、通知簿の成績が良い講師は、本当の意味で仕事を楽しめる人で、ノルマや動員数に縛られるのではなくて、全てが 「自分の成長」 を目的とし、その証明や状況確認のために 「数字」 を使いこなしているということです。また自分自身の成長のために、自身で数字目標を設定して意識を高めているのでしょう。

言いたいことは、ノルマや動員数といった経営側の押し付けの数字におびえ追われるのではなくて、仕事にプライドを持って日常的に数字を懇切・丁寧に作り上げていくものでよい。「ノルマ的に数字を追わせる」という、このレベルの社内体制では、恐怖政治でしか人を動かすことはできませんし、また、現場も徐々に疲れてきてしまい、最後は疲弊者・離職者を続出させるようになろうかと思います。

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