ご卒業おめでとうございます!
春🌸ご卒業された皆さんにとって、
新たな旅立ちの季節ですね。
百花繚乱の美しい花々は
みなさんの門出を祝しているかのようです。
そして、別れと出会いは
人生が旅のようなものであることを物語ります。
古人も曰く、
中国、唐の時代の詩人、李白は『春夜桃李園に宴するの序』の冒頭で
夫天地者萬物之逆旅 光陰者百代之家客
[夫れ天地は万物の逆旅にして 光陰は百代の過客なり]
そもそも天地は万物を迎え入れる旅籠のようなものであり、時の流れは永遠の旅人のようなものである。
と、それをふまえて、松尾芭蕉は『奥の細道』の冒頭で
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也
月日というのは永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた(同じように)旅人であると言っています。
時の流れに船を浮かべる人生は、まさに時空という大海原を航海する旅です。
みなさん、これから始まる新たな航海に向けて、出来るだけの準備をしておきましょう。
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次の目的地(目標)は決まりましたか?
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地図(様々な情報)は手に入れましたか?
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ナビゲーション・システム(水先案内人)はバッチリですか?
この3つが調えば、あとは航海(人生)を楽しむ事です。
航海(人生)というものは、順風満帆なときばかりではありません。
途中、嵐(災難)に見舞われることもあるかもしれません。
また、他の船(人)とぶつかりそうになることもあるやもしれません。
しかし、その後に、信じられないような素晴らしい光景を目にしたり、思いもよらぬ幸せが訪れたりするのが航海(人生)です。
決して・後悔・することなく、大海原へ・航海・(人生)に共に旅立ちましょう。 そして、精一杯もがき苦しみながら大いに楽しみ二度とない今をおう歌しよう!
航海(人生)の達人とは、嬉しいことも辛いこともひっくるめて楽しめる人です。
そして、その人生の中で自己実現を図っていく(夢を叶えていく)人なのです。
準備はできましたか?
大人である私たちもまた、春は新たな旅立ち(出航)のとき(季節)です。1年間の航海で傷ついた船体のメンテナンスも完了しました。