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「怪我の功名」 ①

もう11月。hd115_350aようやく秋らしくなってきましたね。

季節の変わり目は 「 なんとなくからだが重い 」 「 だるくて、何をするのもおっくう 」 「 なかなか眠れない 」・・・

夏の終わりから秋の初めにかけて、

疲れや不調がでてくる人が多いようですが皆さん如何でしょうか。

夏の暑さによって疲労が蓄積していることに加え、

この時期は夏日のような暑い日もあれば、

冷え込む日もあり、昼と夜でも気温差が大きいために、

からだが対応しきれず、体調は崩れやすくなっています。

また、台風シーズンでもあり気圧も乱れがちで、

気候の変化が体調や気分に影響を与えることもあります。

さらに、夏のビールを飲む習慣が抜けずに、冷たい飲み物を摂り過ぎたり、薄着のまま外出したりして、

ついつい夏と同じような生活習慣を続けてしまうこともありますよね。。。

秋は、夏の疲れを回復させ、冬の寒さに備える季節ともいえます。

毎日の食生活や生活習慣を見直すことでからだを夏から秋へとうまく対応させて、元気な秋を過ごしたいものです。

つい先日、私も気持ちの良い秋風に誘われて、体を動かし過ぎて、翌日はひどい筋肉痛に悩まされました。

めったに行くことのない整術(鍼灸、マッサージ等)を施してもらい、随分楽になりました。

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無理はしたらやっぱりだめですね。

そんな、疲れ切った私たちを癒してくれる、

 

 

日本の鍼術が世界に誇る

「管鍼法」を考案した三重出身の杉山和一(わいち)の

足跡をたどってみたいと思います。

『 おもしろきこともなき世をおもしろく 』

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読書の秋です。秋の夜長は読書が似合う。気温も涼やかで、思索にふけるには持ってこいの季節だ。私自身がむさぼるように本を読んだのは、中学から高校にかけてのこと。そして、最近になって強く感じることなのですが、その当時読んだ本こそが、まさに血となり肉となって、私自身を作ってくれたという実感があります。小説でも詩歌でも、その頃読んだ作品を改めて読むと、今でも心がふるえ、自分自身のルーツの一部がそこにあると感じるのです。読書には、まさに「人を作る」力と効用があるのだと言えます。

今朝、胸を熱くしながら読みふけった 古川薫 『高杉晋作―わが風雲の詩』  (文春文庫) を引っ張り出した。

『 おもしろきこともなき世をおもしろく 』

人生を終えるまさにその時に、尊王攘夷の志士「高杉晋作」は冒頭の言葉を残した。この人、かの有名な松下村塾で広く学問を修め、将来有望な逸材として、「松下村塾四天王」の一人に数えられる。決断力と行動力が尋常じゃなく、高杉晋作は特に若い頃、破天荒な男だったらしい。よく言えば豪快。と言っても人を斬ったり罪を働いたという訳ではなく、毎夜毎夜、酒を飲んでは大暴れ。芸者をあげて大さわぎ。気の弱い後輩は引っ張り回されっぱなし。しかも飲み代は藩に付けてしまうのだから恐れ入る。一文も持ってなかったのに、藩の後払いということで無断で軍艦を購入したことなど数え上げれば枚挙に暇なくスケール感がハンパない。

一度きりの人生、つまらない世の中でも自分の力で面白くしていこう、自分の力で変えてみせよう、、、と、爽快なポジティブさ。また、この句の下の句には、看病をしていた女流歌人・野村望東尼が、

『 すみなすものは心なりけり 』

と続けたと言われます。まさしくその人生がつまらなくなるか面白くなるかは、すべて自分の心次第ということです。そんな高杉晋作にいつも振り回されていたのが、幼なじみであり弟分の伊藤俊輔。たくさんの盟友が幕末で亡くなっていくなか、彼は明治に入っても生き残り、後の初代内閣総理大臣となり、兄貴分である彼を評してこんな言葉を残しています。

「 動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し、動けば雷電のようで、言葉を発すればまるで風雨のようである。衆目駭然、敢て正視する者なし。多くの人はただただ驚き、あえて正視する者すらいない。これ我が東行高杉君に非ずや、これこそわれらの高杉晋作なのである。」

th0a985ztg司馬遼太郎の「世に棲む日日」も自身のバイブルのひとつ。読み終える度、「高杉晋作 あっぱれ!」と感嘆。★実に男の浪漫です★男子たるものかくありき的な気分に浸ります。肝っ玉の太さを幕末の人には感じずにいられません。高杉晋作然り 西郷隆盛然り 坂本竜馬然り単に頭脳明敏だとか、腕っぷしが強かったとかではなく、「歴史上のポイントを知ることができる能力」「そのポイントで中心的な役割を果たせる能力」「組織や慣習に縛られない能力」等が備わっていた。

世の中にはふざけているが憎めない、いつの間にかまわりがその人の方を向いて、まとまっている。そんな人が時々いる。高杉晋作が他の幕末男子と違うのは、彼を憎んでいた人がほとんどいないという事ではないだろうか。

長引く不況、天災、領土問題等 、現在の日本は危機的状況です。大変な時こそ、あえて高杉晋作の人となりまた言葉を思い出し、どのような苦境に立ち入っても、

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「 おもしろいのう 」と、微笑を漏らしながら

 

大局観をもって『仕事』ができる漢でありたいと改めて感じ入った秋の一日でした。

 

 

 

おもしろきことも無き世に面白く 

すみなすものは心なりけり     高杉晋作

 

Make a start! 本年度 も ど う ぞ 宜 し く お 願 い 申 し 上 げ ま す 。

前回の続きです。 それからというもの、娘さんは毎日毎日きちんとあいさつをして寺へあがり、仏様のお花の水をかえたり、寺の中をはいたり、ふいたりきれいにするようになったんやと。 Nike Magista homme それが終わると、坊さんと娘さんは、「龍のお子が天に帰ることがかないますよう、御仏のお力をお貸しくだされ」「天に帰ることができますように。 Bottes UGG Tall 一日も早う、天の母上にあえますように」と一生懸命お参りをされたんや。 A映像ブースそして九十九日目の朝。坊さんは、娘さんに言わはった。「長い間、ようお勤めをされた。 Nike Air Max Thea Homme Noir 明日はいよいよ満願の日。必ずや天に帰れよう」娘は、涙を浮かべて頭を下げて、「ありがとうございます。何のお返しもできませぬが、このうろこと桜の種をさしあげます。もし、何日も雨が降らぬようなことがありましたときには、このうろこを持って山へ登り、天に向かって『雨をたもれ』と叫んでくだされ。 asics gel lyte 3 homme きっと雨を降らせてみせましょう」と言って、三枚のウロコと桜の種をおいて姿を消した。 いよいよ百日目の夜のことや。急に黒い雲が出てきてな、ザァ―ザァ―と、大粒の雨が降ってきた。 Asics Kinsei 5 その中を、大きな大きな龍がな、火をふきながら天へ登っていったのや。このとき、龍の鳴き声が山という山に響いてな、錫杖ケ岳(しゃくじょうがだけ)の土もいっしょに吹き飛んでしもうたんで、山の上は岩だらけになってしもうたんやて。 KOBE 11 それから何年かしてな、雨が降らんで、稲が枯れて水のことでけんかがおこったんや。そこで、坊さんは、「このうろこを持って、錫杖ケ岳で雨乞いをするんや」と言うて、村人といっしょにカラッカラッに乾いた山道を登っていってな、「雨たもれ、雨たもれ」と一生懸命にお祈りなさったんや。 Nike Air Huarache Uomo すると、みなの気持ちが天に届いたんやろか、その日の夕方、雨雲が空に広がって、大粒の雨が降ってきてな、村人はみんな大喜びしたんやて。そうそう、龍がうろこといっしょに残した桜の種はな、お堂の前で大きいなって、今でもきれいなお花を咲かせとるげな。 201309281803 龍が残していったといわれる龍王桜は、フゲンザクラと呼ばれる種類で、三重県の天然記念物にも指定されている。 adidas pas cher 錫杖ケ湖へ続く道沿いに位置する長徳寺は、桜の頃はもちろん、春秋の季節の良い時期には、境内を散策する人々で賑わっている。 adidas y3 homme また、龍の鳴き声で、土が吹き飛んでしまったといわれる錫杖ケ岳のふもとは、今ではダム湖になっていて、湖の周辺には桜が植樹されており、こちらも花の盛りには多くの観光客が訪れている。 三重県に伝わる「 龍 」 の民話をご紹介いたしました。 心新たにして、仕事に対する誠実な思いと感謝の気持ちを大切にして、

勇壮果敢に天に向かって上昇する竜の如く

スタートダッシュで勢いよく新年のスタートを切りたいと思います。

Make a start! 本年度 も ど う ぞ 宜 し く お 願 い 申 し 上 げ ま す 。

秋深き ○○ 三昧

「長月」 の9月より長くなる10月の夜は …..

「燈火(とうか)親しむべし」中国・唐代の文人である韓愈(かんゆ)が残した詩にあるように、「秋の夜は涼しさが気持ち良く、あかり(灯光)で読書をするにはもってこい」という意味です。秋は読書に一番適した季節であるということを表現したこの言葉が『読書の秋』の由来になっているそうです。

三上の読書という言葉を知っていますか?
昔の偉い人は、枕上 (ちんじょう) ・ 馬上 (ばじょう) ・ 厠上 (しじょう) のを心掛けたものです。

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枕上・・・寝床の上
馬上・・・今で言えば、電車・バス・自動車などで移動しているとき
厠上・・・トイレの中

 

 

特に受験生は参考にすべきです。受験生の場合、読書もいいですが、英単語を覚えたりするのもいいですね。

トイレの中には、英単語・英熟語、四字熟語・慣用句などの一覧表とか、歴史の年表などを貼っておく。寝る前の5分は、漢字・語句・文法などの問題を解く。電車やバスで通学している生徒は、乗車中に社会や理科の一問一答の問題を解く。メニューは十人十色、各自それぞれが決めることです。

/// わずかな時間に集中して覚えたことは、意外と記憶に残るものです。///

ある日電車で、知り合いの受講生さんと一緒になった時、たぶん普通の人と比べたら、3~4倍は速く本を読んでいて、隣に座っていた私は 「そんな速さでほんとに読んでるの?」 と思わず聞いてしまったくらい速読していました。インド哲学の用語に、サンスクリット語で 「サマーディ」 という言葉があります。仏教では、このサマーディを 「三昧(さんまい)」 と言います。受験生の場合、きっと勉強三昧の境地に入ると、それまでとは次元の違う力を出せることがあるのですね。

受講生のみなさん、この秋に集中力を強化して入試までの残された時間を最大限に活用しましょうね。150415222377_tp_v

 

 

秋深き隣は何をするひとぞ     松尾芭蕉

 

「怪我の功名」 ②

伊勢国安濃津(津市)の藩士杉山重政の長男として生まれた杉山和一(1610~1694年)は幼くして失明しました。 家督を弟に譲り、自分は鍼術で身を立てるべく江戸に出ましたが、生来のろまで物覚えが悪く、 器用さに欠ける和一には、鍼医は向いていなかったようです。 いくら修業を積んでも、どうしても上手に針を刺すことができない和一。 basket jordan pas cher homme あまりにも不器用なので、師匠の山瀬琢一に破門されてしまう。 asics mexico patike thMHDAUICF途方に暮れた和一は、思い悩んだ末、江の島の弁財天に断食 をして願をかけました。 断食祈願の8日目の朝のこと。 Alabama T-Shirts 山から下りる途中、和一は石につまずいて倒れ、その時、体をチ クリと刺す物がある。 Under Armour Curry 3.0 手に取ってみると、竹の筒で、中から松葉が出てきた。その瞬 間、1つの考えがひらめいた。 「管の中に細い針を入れ、それをツボに当てて、針を刺したらど うだろうか?」 この結果生まれたのが、世界に誇る「管鍼法」である。 元来、中国で生まれた針は太く、刺し方によっては強い痛みを伴う。 Canada Goose Pas Cher これに対して、和一の考案した管鍼法で刺すと1回に20本、30本と刺すことができ痛みもほとんどない。 canada goose doudoune この管鍼法は、現代人のデリケートな体にはとりわけ向いているとされている。 nike air max 95 たくさんの針を体に刺していると、全身がリラックスし、何とも言えない気持ちの良さがあり、思わず眠気に襲われる。 この効果は、赤外線サーモグラフィーで確かめるとよく分かるそうだ。 ULTRA BOOST 2017 thFWGX4412 ツボに針を刺すと、即座に皮膚温度が上昇し、副交感神経が優位 になり、毛細血管が拡張するからで、仕事や勉強に追われて、体が つらくてたまらないという現代人には、もってこいなのが、和一が考 案した鍼術。 canada goose victoria 筋肉痛・肩こり・四十肩・慢性疲労等でお悩みの方、ま たはリラクゼーションを目的に受けるのもお勧めです。 『実りの秋』です!やる気いっぱいの秋!!です。 UGG Bottes Knightsbridge 頑張っていきましょうね。