2016年の干支(えと)は丙申です。
干支は年賀状を書く人ならきっと年末ごろになって意識するはずです。動物で言えば、申年(さるどし)です。もっと暦(こよみ)っぽく言うと、丙申(ひのえさる)が干支。申の前にある「丙」は「ひのえ」と読みます。「さる」は十二支の1つ。新年は形がはっきりする、固まっていくという成長段階だそうです。今やっていることが自分にとって何なのかを定義してみるのはどうでしょうか。何を目的に頑張っているのか、きちんと見直してみる。この後のさらなる成長につながる何かが現れるかもしれませんね。
新たな発見。
それをきっかけに新たな道が開かれるかもしれません。2016年は、頑張ってきた人の努力が形になっていく年とまとめたいと思います。
『 飲んだら乗るな 横になれ 』
年末・年始は忘年会、新年会、歓送迎会などで、何かと飲酒の機会が多くなる時節です。「食べてすぐに横になると牛になる」という行儀作法を親から教えられてきましたが、これを転用し、 酒を飲んだら牛になれ(横になれ)とすると、酒愛好家にとってはとても都合が良く健康にもいいそうです。
酒の主成分であるアルコールは、大半が肝臓で処理され、その処理を助けるためには、体を横にするのが効果的だそう。肝臓の正常な働きを保つためには、新鮮な酵素と栄養に富んだ血液の供給が欠かせない。さらに、十分な血液量があることも重要で、この肝血液量は体が立っている状態を基準にすると、横になった時には2倍に増え、逆に事務仕事などの軽作業をすると半分になり、激しい運動をするとさらにその半分にまで減少するそうです。また、血液中のアルコールは、肝臓のアルコール脱水素酵素(ADH)によって、酔いの原因となるアセトアルデヒドに分解され、最後には炭素ガスと水に分けられる。悪酔いや二日酔で苦しまないためには、飲んだら早めに 「牛」 になって、この過程を助けることが一番。また、酒量を1~2合に控えることも大切。くれぐれも飲みすぎには注意しましょう!
「 勧君更尽一杯酒 」君に勧む 更に尽くせ一杯の酒 王維(唐の詩人)
最後に、新年の初詣は数百年の歴史がある猿田彦神社にお参りされたらどうでしょうか。猿は木から落ちないことから受験生の合格祈願として参拝する人も多いとのことです。
今年の干支、来年の目標を皆さんに宣言してご挨拶の代わりとさせていただきます。
良いお年をお迎え下さい。<(_ _*)> ありがとうございました。