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「春」 待ち遠し

3月に入りました。日増しに温かくなって春らしい陽気を感じます。春は「物事の始まり、新年の始まり」ですね。春の気配を感じるようになってから、悲しいことに花粉の飛来と黄砂。そして今年もPM2.5という、やっかいなものまで中国からやってきます。日本の春は、わくわく感でいっぱいですが、花粉症の皆さんにとってはさらに大変な時期になりますね。  (´ー`)ノ

卒業式シーズンです。

今日、用事で息子の小学校にお邪魔させていただいた際に、先生の机の上に、素敵なエッセイを記したかわいい一枚の紙が置かれていました。このエッセイは卒業式で在校生が卒業生に送るそうです。

ここに紹介しますね。

●●● これから誰かを好きになる人へ ●●●
二瓶弘行(にへい ひろゆき)

一人の人を好きになろう。
自分とはちがう
素敵な考え方、感じ方、生き方。
そんな人に出会うと
強く心がときめく。
その人とずっとずっと一緒にいたくなる。

一人の人をもっと好きになろう。
人間としての輝き。
大きさ。優しさ。
その人に憧れ
その人に近づくために、
きっと今の自分を見つめ直す。
ひとを好きになることは、
自分を少しでも素敵な存在に
高めようとすること。

一人の人をもっともっと好きになろう。
自分の想いを伝えることの
難しさを教えてくれる。
自分の想いが伝わらないことの
もどかしさを教えてくれる。
自分の想いが伝わることの
うれしさを教えてくれる。

一人の人をもっともっともっと好きになろう。
会いたくても会えないことの切なさを
きっと知る。
自分が人間として未熟な存在であることを、
きっと知る。
人を一途に想うことの苦しさを、
きっと知る。
ひとりぼっちの寂しさを
きっと知る。

だから
一人のひとを好きになろう。
自分が自分であるために。

ちょっと長めですけど、いい詩ですね。共感できます。 ////////// o(*^▽^*)o 春が来た~!!

梅と言っても、今、我が家の梅は満開です。

 

 

 

 

 

春さればまづ咲くやど梅の花独り見つつや春日暮らさむ

山上憶良『 万葉集』

 

いい歌ですね。山上憶良の歌です。この前後には、太宰府での花見の宴の美しい梅の歌が並びます。

昨今の花見では、梅は桜に押され気味です。しかし、梅の花を愛でる万葉の美意識に通じる美意識は、衣食住すべてのなかで、現代の日本人にも継承されています。日本人にとっては、とても大切な美意識のひとつではないでしょうか。

さて、受験生の皆さん、

来週いよいよ公立高校後期選抜試験。

梅が終わって、もう時期  『桜』  頑張れぇ~(^o^)/

 

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