古都・奈良に春を告げる東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)も終わり美し国「日本」に春が訪れました。
美し国、四季のある国、日本。桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。 我々日本人は、その美しい自然の変化を愛でてきました。また、古いものを捨て、新しいものがあふれていく現在社会のなかで、古くから日本にある伝統を見なおすこと。それは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。
春は 物事の始まり、新年の始まりですね。
そして平成が去り
新しい時代の幕開けです
わが家の息子も、 受験前の慌しい、そしてピンと張り詰めた表情とは打って変わって、穏やかで優しい空気に変わっています。
各所で桜の開花の便りが続々届き、大阪でもようやく 桜の花が5~6輪咲いたようで待ちに待った開花宣言が出されました。
だれしも桜の花を見るとき、春を感じて浮き立つ想いとともに、何かしらの特別な感情や記憶が蘇るのではないでしょうか。
人生の大きな節目に春という季節、入学や卒業があり、就職や退職。
そのとき、その背景にはいつも桜。
その時期の大切な1ページを華麗に彩ってくれます。
何かが終わり、また何かが始まる。新しい世界に踏み出すのだと思うと、なんだかドキドキしますね。
うららかな春の日差しのもと、新時代の幕開け、新年度もみなさんに負けないようにがんばりたいと思います。